Art of Japanese BONSAI in Italy
2025年 08月 01日
♌︎マヤ暦新年もスタートし、
8月に入りましたね。
日本も夏休み!いかがお過ごしですか![]()
私の住んでる地域は雨が降り
この数日は秋の様な涼しいひと時でした!
今日からは真っ青な青空が広がっています。
本日は日本の文化芸術について。
現地で出会った感動を綴ります。
以前、突然イタリア人の友人から
「ゆかは盆栽について詳しい?ケアできる?」と
尋ねられたことがありました。
欧州のBONSAI@盆栽については、
イタリアに注目しています。
イギリス、ベルギー、オランダ、
フランス、ドイツ、トルコ、チェコも
人気があるようですね。
欧州圏での盆栽人気は日本文化が評判となった
1800年代の
パリとウィーン万国博覧会がきっかけと
伝えられています。
今から225年前のことです。

ある日、私は日本の滞在期間中に
盆栽美術館に足を運んでいました。
日本初の盆栽美術館です。
会場に佇む美しい盆栽をはじめ、
諸外国から弟子入りしてる若者とも交流し、
盆栽の業・道についてや、
なぜ日本へ学びにきたのかなどなど
対話を重ねてきました。
とても熱心で、
その情熱がじわじわと伝わってくる。
そして、何より目の奥が、深い。
輝いてて、力強くて、
とても印象的で魅了されました。
そう、ここは、日本の聖地の一つ。
日本初の盆栽美術館
盆栽作家 小林國雄氏についてはコチラ⬇️
日本で感じた魂からの感動、
その導きは、
第二の故郷である
イタリア現地でも続いています。
イタリアは、
盆栽専門学校、盆栽大学、
愛好会はイタリア全土に86団体あるそうで、
盆栽雑誌も見かけています。
私は、さまざまな
伝承の中にある業にとても興味があり、
その道を歩んでいる人に敬意があります。
美学と芸術が香る、盆栽の世界。
"イタリアに精進している盆栽家がいる"
伝承美学を研究してる私は、
まるで何かに突き動かされるように、
イタリアの盆栽家・盆栽師を
訪ねることになりました。

飛龍園 アンドレア、メリジョーリ氏
※飛龍園へ来店の際はご連絡&ご予約ください。
飛龍園とは日本語で「飛龍の庭」を意味し、
空高く舞い上がり
常に向上し続ける龍を指します。
これは、
アンドレア・メリジョーリ氏の師であり、
親方でもある漆畑信一氏が
彼の盆栽園に付けた名前です。
アンドレア氏は11歳という幼い頃から
自宅の庭の植物に情熱を注ぎ
祖父の教えを受け継いでいきます。
イタリア出身の
アンドレア・メリジョーリ氏は、
瞬く間に国内外の盆栽界を牽引する
才能を持つ人物へと成長していきます。
師である漆畑信一氏と
直接交流しながら盆栽スタイルと哲学、
そして、
人生そのものへの情熱を吸収し、
この経験は彼を深く、
そして個人的に変えるのです。
そのこともこの本で綴っています。

"日本の精巧な盆栽の栽培と
育成の芸術である盆栽道から始まり、
日本人の思想の多くに浸透している
繊細で深遠な原理を伝えることにある。
盆栽道は人の内面の成長の旅の手段であり
目的でもある。"
- Andrea Meriggioli -
私は実際にお会いすることで、
更に、深く理解していきました。
一つ一つを説明してくれる姿勢に
おもてなしの心を感じ、
真心や思いありのある
言葉と言葉の繋ぎも
自然と溢れ紡がれていくのです。
植物の品種、四季折々の変化、
繊細な盆栽の手入れ、
整えるということ、
根の重要性、幹の重要性、
時を超越した盆栽の年齢、
カエデへの愛、、、、
本当に沢山のことを共有してくれました。
アンドレア氏の盆栽を通した、一体感。
日本発祥の美学・伝承芸術の真髄をみている、
私はそのように直感したのです。
波紋のような、ご縁。
巡り合わせが、起きている。


現在のアンドレア氏の飛龍園は
高台に位置しており、目の前は海。
太陽と海と大空を正面に
段々に数々の盆栽が並んでいます。
"これから庭園の移動と
大きなプロジェクトがあるんだ" と。
溢れる情熱とプロジェクトの規模と、
そのどこまでも広がるエネルギーに、
私は、鳥肌が立ちました。



こちらは針金かけについて聞いていた時。



幼い頃に見上げた大きな木の下にいるよう。
皆さんも自然界に入り
体験されたことがありますよね!
木の下で出会う風景。
葉・枝・樹皮もよ〜く観察してしまう。
表裏、面、線、模様、流れと、
同じものは一つとしてありません。


私たちの年齢を遥かに超える盆栽は、
幾百年と時を超越しています。
盆栽は見た目の美しさだけでなく、
育てる人の心や精神、意識と調和され、
弛まぬ関係性によって紡がれる。
盆栽は、生命の尊厳であり美意識の結晶であり
唯一無二の
芸術作品であることを教えてくれます。
こうして、陸をわたり海をわたり、
自然界の仕組みと共に、
美学・日本発祥の伝承芸術の原理そのものまで
時を紡ぎ=結び=鼓動し、
継承されていることに、
私は、深い感動と敬意が込み上げ、
そして、歓喜へと包まれたのです。
Caro Andrea,
Sono sinceramente grata di aver
incontrato te.Grazie mille.
Incontrati mi ha fatto capire alcune cose.
Prima di tutto, ho scritto i miei sentimenti
in un articolo.Fino a quando ci rivedremo,
stammi bene.Ti auguro giorni pieni di fortuna!
Yuka Sasaki,


