森の母の発酵ドリンク。
2026年 05月 17日
「森の母。イタリアで感じた、
エルダーフラワーのある暮らし」
今頃の時期に散歩をしていると、
ふわっと甘い香りが風に混じることがありますね♪
いろんなお花が咲く時期ですが、
今回は、
白く小さな花を咲かせる
エルダーフラワーと発酵物語 。

私の暮らす北部🇮🇹もとても身近な存在です。
イタリア語では「Sambuco(サンブーコ)」。
ハーブティーやシロップとして、
家庭に根付いているようです。
エルダーの木には、
“エルダーマザー” と呼ばれる精霊が宿ると。
ハリーポッターシリーズにもある
「ニワトコの杖(Elder Wand)」も
こういった伝承が元にあるみたいです。
魔法の世界に接続する木。
そして、森の母。
花を摘み、
静かに発酵を待つ時間には、
そんな伝承がとてもよく似合う。
日本でいう、
八百万の神さまの感覚が重なるなぁ♡

自然の中のいのちの循環、
見えないものと共に暮らしている感覚。
発酵を待つ時間は不思議と
「ありがとう」という気持ちに溢れる。
香りも日々変化し
本当にいい香り〜
マスカットみたいな、
はちみつみたいな、
ライチみたいな香りです。

日本語では
「ニワトコ」と呼ばれていて、
日本にも自生しています。
もし見つけたら、ぜひ作ってみてね。
びっくりするくらい美味しい、
“シャンパン風” の発酵ドリンク。
レシピはいろいろありますので、
少ない量から作っても。
今回の私の配合はこちら。
- エルダーフラワー 8房
- 水 3リットル
- 砂糖 600g
- レモン 大1個
- リンゴ酢 大さじ2
これを混ぜて、数日待ち瓶に移し変えます。
私の分量は目分量なので、
ベストな配合に出会ってくださいね〜
少しずつ泡が生まれ、香りが変わり、
“生きた飲み物”になっていきます。

発酵って本当に不思議。
目に見えない力が静かに働いて、
ただの花水が特別な一杯に変わっていく。
瓶を開ける瞬間は、小さな魔法みたい☆
イタリアにもある、
“季節を瓶に閉じ込める文化”
イタリアの家庭にも、
昔から「季節の恵みを保存する文化」があります。
- シロップ漬け
- 果実のコンポート
- ハーブリキュール
- オイル漬け
- 生ハムやサラミなど
- チーズ類
- ワインなどのアルコール
- 野菜の発酵食
- 自家製の発酵飲料
などなど。
エルダーフラワーの発酵ドリンクも、
その延長にあるもの。
“今しかない季節” を瓶に閉じ込める感覚です。

発酵は世界中で受け継がれてきた
暮らしと生きる知恵。
日本にも、
- 梅シロップを待つ時間
- 味噌が熟成する季節
- 麹や甘酒のやさしい発酵
- 米、日本酒文化
などなどたくさんありますね。
世界中の自家製キッチンや貯蔵庫は
面白い♡
「待ちながら育てる楽しみ」は
どこかワクワクしますワ☆
エルダーフラワーを見たら
ぜひ一度試してみてくださいね!

ちゃお〜♡
